Somebody Stole My Thunder (Jazz-Soul Grooves 1967-1971)/Georgie Fame ｜危険なジョージィ(仮） - Lookin' For Covers & Originals of Georgie Fame

	Somebody Stole My Thunder (Jazz-Soul Grooves 1967-1971)
	Georgie Fame
	2007/ 88697106802/ UK/ SONY BGM/ CD

	ポール・ウェラー・ファンには御馴染みの評論家、ジョン・リードの編纂による最新コンピ(30/Jul/'07リリース)。因みにライナーも彼。CBS在籍時の67年-71年からチョイスされており、サブタイトルの通りジャジーでソウルフル、そしてグルーヴィーな曲で占める事、それが本コンピのキモとなっています。そういう訳でフツーに考えたら入りそうな｢ボニーとクライドのバラード｣ですが、ライナーの冒頭にも書かれていた様に落選。CD化を期待していたラヴィン・スプーンフル・カヴァーの｢Didn't Want To Have To Do It｣の収録が見送られちゃったのも、そのテンポ故でしょう。 UKで初出として、独蘭仏のみリリースの｢Knock On Wood｣B面、北米のみで発売されたディラン・カヴァーのシングル2曲、米独蘭のみの発売だったライヴ盤『Shorty』からの2曲、都合5曲が収録された事も本作の"売り"になるのでしょうが、その内4曲は日本でなら容易く入手できるものだったりしたので有難みがチョット薄いかも。正規盤として発売されたものを前提に現時点でこのコンピに収録された初CD化の曲を挙げておくと｢No Thanks｣、｢Bidin' My Time｣、｢Beware Of The Dog｣、｢Roadrunner｣、｢Close The Door｣の5曲となります、多分。 Tシャツにしたくなる様なシンプル且つ目を惹く色合いのジャケですが、デザイナーとしてクレジットされているポール・ベヴォアって元Jet Setの人？　今はこれが一番気掛かり(笑)。【T】